東西に走る相模鉄道本線（地下）と南北に走る小田急江ノ島線（高架）が交わる大和駅。東側の駅前広場「やまと広場」と駅ビル「PROSS（プロス）」。駅ビルは右上に相鉄、左上に小田急のロゴが付いています。駅前繁華街は主に東側に広がります。

やまと広場で北向き。駅ビル北側を左へ行くと駅北口。前方は市役所へ向かう大和中央通り。大和市は人口24万人台（2023年時点）で人口密度は川崎市に次ぐ県内2位の約9千人/k㎡。東西に約3km（相鉄は2駅）、南北に約10km（小田急は6駅）と細長い市域のほぼ中央が大和駅界隈。

やまと広場で東向き。相鉄線地下化跡のプロムナード。大正15年（1926年）の開業当初の大和駅は約200m東にあり、その頃の大和村は養蚕が盛んで大和駅周辺も古い地図を見るとカイコの餌の桑畑が主でした。大和村だった頃の代表的な町場はおそらく北へ約3kmの大山街道宿場町下鶴間。

やまと広場で南向き。高座郡大和村は昭和18年（1943年）に大和町に、渋谷村編入を経て昭和34年に人口約3万5千人で大和市になり、高度経済成長期に人口急増。自治体名の由来は古代大和国ではなく、市役所サイトによると明治時代に地区間の大きな和を図ろうと鶴見村から大和村に改称。

やまと広場の南、ロータリー部分。東へ向かう繁華街、銀座踊りへの入口（左・次のページで入ります）。

こちらの小田急線高架下に入って右側に駅南口があります。小田急の駅は昭和4年（1929年）開業。新宿から南西へ約42分、472円。町田から南へ約11分、230円。藤沢から北へ約13分、261円。（2023年8月時点。所要時間は日中の小田急線快速急行で。）

夜間のやまと広場。右の駅ビルは地階ダイソー、1階は主に食品のお店多数、3階くまざわ書店、2階と4階にクリニック・飲食店・ファッション・美容室・整体など。2021年の県庁サイト内『大規模小売店舗一覧』によると小売業者数14で店舗面積の合計2,809㎡。

プロムナードの冬季イルミネーション。

やまと広場北部で西向き。左に駅ビル、前方の高架下左側に駅北口。

やまと広場の北に並ぶ店舗。左の大和スカイビルは大和駅付近最大規模の小売商業施設で店舗面積の合計6,446㎡（奥に広い）。地階に食品館フジガーデン、1階ツルハドラッグなど、2階しまむら、3階100円ショップセリアなど、4階ユザワヤ、5階塾など。

大和駅北口。北口は相鉄の管理、南口は小田急の管理ですが、南北どちらからも両方の路線へ乗降可能。横浜から西へ約18分、272円。新横浜から約20分、342円。海老名から東へ約7分、209円。（2023年8月時点。所要時間は特急料金不要の相鉄線特急で。）

北口の向かいの歩道。小田急線高架下のスーパー、Odakyu OXの前で東向き。

北口から東へ出たところ。右に駅ビル。前方中央部は昭和通りへの入口。

昭和通りに入って東へ進みます。大和駅周辺は昭和時代に市街地化。

通り沿いは昭和通り商店会。「ふれあう街」との赤いフラッグが左右に。

前方のT字路の左折方向（北）へ4枚後で進みます。

T字路を東へ直進し、多くの飲食店などが入るビルの前。

クリニックのビルや韓国料理店。

東へズーム。木立の部分は幼稚園があり、そのすぐ先は大和駅東交差点。

少し戻ってT字路北方向。

北へ進みます。こちらも昭和通り商店会。

ですがここから北は左側がプラウド大和という大型マンションの用地になりました。2024年完成予定で1階に店舗用区画もあり。

駐輪も相まって、ふれあう道幅。

昭和通り商店会の北端部。前方では新橋通りと交差。その交差点の北東角に以前は大型店のイトーヨーカドー大和店がありました。