下館駅から北へ約700mの田町交差点で北向き。更に北へ約600m進むと下館城跡（城跡へは行きませんでした）。上館や中館もあったとされます。左の角には板谷波山記念館や波山記念公園。

板谷波山記念館（板谷波山生家・いたやはざん）と板谷波山先生像。明治5年生まれ。陶芸家として初の文化勲章受章者で、茨城県名誉県民の第一号。

波山記念公園。

田町交差点で西向き。県道7号石岡筑西線（旧国道50号）。日光街道小山宿と水戸を結んだ東西方向の結城街道だった道で、下館の町場では南北方向の下妻街道とも重複。

西へズーム。明治期の地図と照らし合わせると、結城街道・下妻街道は歩道橋付近で南に入ります。歩道橋西側で県道7号は新しい坂道の新坂を上ります。

田町交差点で東向き。左のビルは2～4階がマンションで間取り情報も見れましたが、バルコニーに窓を設置してオフィスビル風な都市景観になるよう配慮されています。

県道7号（旧国道50号・結城街道・下妻街道）を東へ進みます。下館の繁栄を伝える国登録有形文化財の荒川家住宅（昭和8年建築の3階建て主屋など）が左に。

右のこちらも国登録有形文化財の荒川家住宅で江戸・明治期の主屋や蔵。

解説文「荒川家住宅は、明治時代には肥料、荒物、雑貨などを扱う卸問屋を営んだ商家で、商都にふさわしい建物を残しています。」

荒川家住宅の一部は懐石料亭の「食蔵 荒為」として使用。

西向き。商都・街道の宿場町・下館城城下町の田町。国土交通省『歴史的・文化的資産を有する都市（概要）について』という文書では城下町（茨城県は5つ）に分類されています。

東へ。ここにも蔵が。

金井町交差点。田町・金井町・下館城跡などは現在はまとめて筑西市甲というそっけない住所。下館駅側が乙や丙。

今風の大型ドラッグストアも出店。

金井町交差点で北向き。結城街道や下妻街道の続き、金井町（住所は甲）の区間。