朝市駐車場付近から見た被災工場（佐々直）、日和山、慰霊碑。

標高6.3mの日和山（ひよりやま）。左の側面に閖上と書かれています。

山頂には富主姫神社が祀られ、右には神符・守札 授与所があります。北へ約500mの場所で被災した閖上湊神社も撮影時点ではここに祀られていました（また別の場所に再建予定）。

日和山からの展望風景。東方向。手前の授与所付近は震災前の地図では日和山児童公園。奥は閖上港。

南東～南方向。左奥に広浦橋工事のクレーン、中央奥に朝市会場が見えます。右に慰霊碑や佐々直の工場、オレンジ色の建物はJAIFAこどもハウス。

南西方向。閖上の記憶付近。

西～北西方向。震災前の航空写真を見ると港側から奥の閖上中央第一団地よりも更に奥まで住宅密集地でした。

北方向。手前は住宅地の区割りや路地が残っています。奥は新しい水産加工工業地が形成されました。更に奥は名取川。

日和山山頂の富主姫神社（閖上湊神社仮殿でもあります）。山頂よりも更に2.1m高い津波が来て富主姫神社も流出し、2013年にこの社殿を再建。

閖上桜 寺子屋閖上。右の松の木横には、立ち上がれ東北！ 負けるな日本！ と。

花壇。ゆりあげ、またきてね。あの日から6年4ヶ月。右上には閖上さいかい市場の看板。

閖上さいかい市場（名取市復興仮設店舗）。日和山から車で15分の美田園駅近く。再開、再会です。

日和山の日本語・英語説明板。閖上漁港への船の出入りを見るためと、漁師が気象、海上の様子など日和を見るため、1920年（大正9年）に築造された山です。

東日本大震災慰霊碑・献花台。この震災での名取市の死者・行方不明者は992人（総務省サイト内資料2019年3月1日現在）。閖上地区に犠牲者が集中しており、ダイヤモンド・オンラインによると800人近く（人口の1割以上）。

慰霊碑と日和山。

先ほど日和山から見下ろした交差点。すぐ右が日和山。前方は県道129号閖上港線の北西方向。左に閖上の記憶の黄色い看板が見えます。

津波復興祈念資料館「閖上の記憶」。写真中央やや右には閖上中学校遺族会が建立した慰霊碑があります。左の工事事務所には「がんばろう閖上」と書かれています。

閖上の記憶（左）と県道129号（右）の間、住宅街路地だったと思われる場所。右に小さく写っている白い看板には「ふるさと閖上大好き」と書かれています。

津波で被災した佐々直（ささなお・かまぼこ製造）の工場。建物右に植樹された復興桜の関連パネル、復興へ向け一歩、また一歩！ 感謝、というパネルが掲示されていました。

この工場を震災遺構として保存する案も出ましたが、2018年11月に解体されました。震災報道で取り扱われることも多く、閖上地区で最も有名な建物になりました。

ここからはドラレコです。日和山（右）前から県道129号を北西へ進みます。新海誠監督が震災直後にこの日和山付近でスケッチを行い、「君の名は。」の原点になった、という産経新聞・朝日新聞記事もありました。

貞山運河を渡る日和橋。欄干は津波で破壊され、仮のパイプで組まれています。

途中振り返ったところ（奥の坂の上が日和橋）。私たちの使命は津波から守られる閖上の街をつくること、という海外からの視察者向けと思われる英語看板があります。

左の旧名取市消防署閖上出張所はその後2019年2月に解体されました。右は復興公営住宅の閖上中央第一団地。

かさ上げ済み区域への上り坂。

かさ上げ済み区域の住宅街で振り返ったところ。名取市はできるだけ内陸移転させずに被災地付近で再建する方針をとっていて、住民の不安も報道されています。

かさ上げ済み区域から下りて県道10号塩釜亘理線との交差点。西方向。右折するとすぐに閖上大橋。

振り返って東向き。かさ上げはこのぐらいの高さ。

名取川を渡る県道10号の閖上大橋。南方向。左奥に閖上中央第一団地が見えます。

南へ進み、県道129号との交差点。閖上小学校前歩道橋が架かります。左折で日和山や閖上港方面、右折で2枚後。

同じく県道10号・129号の交差点で同じく南向き。震災復旧・復興工事の進展に伴い、県道10号のルートが変更された時期（歩道橋が右に離れています）。

県道129号を西へ。左の墓石店は2016年にオープンして翌年に区画整理のため移転。右の橋浦精麦倉庫も移転。

震災復興支援バス 閖上バス停（緑）、市民バスなとりん号 閖上小学校前バス停（桃）。

日和山から約2.5km、津波からの避難場所にもなった仙台東部道路と交差。常磐自動車道に繋がる高速道路で、右側に名取ICがあります。この先、市役所までは約3.3km、名取駅までは約4km。