（2017年/5月撮影）小牛田駅から北へ直線距離で約2.1kmの本小牛田郵便局がある牛飼交差点。次の写真で右折の南小牛田へ、ページ後半で直進の牛飼へ進みます。どちらも旧国道108号線。

（2017/5）旧国道108号線を北へ。奥は江合川の堤防が見えます。小牛田村は1889年（明治22年）に牛飼村と南小牛田村が合併して発足、翌年に小牛田駅開業、1907年に町制施行。現在は牛飼・南小牛田が本小牛田地区と呼ばれています。

（2017/5）堤防の手前、曹洞宗 真證寺。

（2017/5）堤防近くの直角カーブの先、東方向。明治期の地図ではこの付近から東北本線交差部にかけてが小牛田で最も建物が密集していました。

（2017/7）南小牛田を東へ進みます（ドラレコ画像）。小牛田町田園環境整備マスタープランによると「小塩村と牛飼村の中間地帯の開発があり、漸時集落が形成されるにしたがって、両村の頭文字をとり、江合川の北の部分を北小牛田村、南側を北小牛田村と称した」のが小牛田という地名の始まり。

（2017/7）また、「1601年の伊達政宗の黒印状に「こご田」という名称があり、中世末期、大崎氏支配の時期に既に小牛田の地名があったものと推測される。そして、仙台藩治下の約300年、小牛田の米は江合川を下って石巻から海路をとり、江戸市場をにぎわした」そうです。

（2017/7）何世紀も昔から存在すると思われる鍵型街路（クランク）。旧国道108号は奥州街道古川と石巻を結ぶ石巻別街道だった歴史のある道。

（2017/7）山神社も移転前は石巻別街道側にあり、美里町役場サイトの観光ページによると「寛文2年（1622年）早くに町割りが行われ、宿駅として発展したものの、山神社を持ついわば門前町的性格によるところが大きかったと考えられます」という街です。

（2017/7）前方で東北本線と交差。

（2013/9）東北本線車内より、旧国道108号西方向。開業当初の小牛田駅は南小牛田にありましたが、1910年の洪水被害や1912年の支線開通を機に2kmほど南の不動堂村へ移転。1954年（昭和29年）の町村合併で不動堂も小牛田町に入りました。

（2013/9）市街地の密集感が薄れる東方向。

（2013/9）旧国道108号のすぐ北を流れる江合川。上流方面（西）。

（2013/9）下流方面。左の北小牛田と右の南小牛田を結ぶ小牛田橋が見えます。

（2017/9）小牛田橋で北向き。渡った先は大崎市旧田尻町の北小牛田。更に北へ行くと「小」牛田の由来の小塩（旧田尻町）。旧来の田尻村との位置関係から、小牛「田」は恐らく田尻が由来ではなく新田開発だから。

（2017/5）ここからは牛飼側です。牛飼交差点から旧国道108号・現県道19号を西へ。バイパス側の小牛田小学校付近も牛飼です。

（2017/5）牛飼水辺公園への進入路（右折）。写真中央右は遠田警察署小牛田駐在所。

（2017/5）中華飯店千龍やエネオス。

（2017/5）次のページはカーブの先で牛飼から北浦に入る交差点からです。もしかすると古くから牛を飼った歴史が紡がれて、みやぎ総合家畜市場が小牛田（北浦）にあるのかも。

（2017/5）少し戻って牛飼水辺公園（左の部分には牛飼公園と書かれています）。

（2017/5）牛飼水辺公園案内図。江合川の水辺です。

（2017/5）堤防南側のイベント広場。

（2017/5）奥には土俵や遊具。

（2017/5）園内に桜の木がたくさん。

（2017/5）牛飼の桜の名所、みさと発見伝。

（2017/5）江合川と反対の公園南側にも水辺が。

（2017/5）江合川の堤防で東向き。右岸、北上川合流点まで19kmの地点。

（2017/5）西向き。

（2017/5）河川敷のイベント広場。奥にはバーベキュー広場。

（2017/5）イベントの観客席のような場所。

（2017/5）公園北側を流れる江合川。上流方面（西）。

（2017/5）下流方面。

（2017/5）水鳥たちがいた下流方面へズーム。